1 :はな ★:2023/11/10(金) 12:03:45.55 ID:Kqug19lt9.net
ボブ・ディラン武道館公演、奇跡の商品化 倉庫に埋没30年
2023/11/10 08:00 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20231110-JSJABOSJCJKQRDD5P3CRLTRWV4/
ボブ・ディラン(82)が45年前に初来日した際に録音した公演の音源を完全収録した新作アルバム「コンプリート武道館」が15日に発売される。録音テープを?発掘?し、ディラン側と粘り強く交渉を続け、15年がかりで商品化にこぎつけたソニー・ミュージックレーベルズの白木哲也ディレクター(59)に話を聞いた。
ディランは昭和53(1978)年に初来日。11公演を行い、うち2公演58曲を録音し、22曲を抜粋して「武道館」というライブ盤にした。今回の「コンプリート武道館」は、この58曲を完全収録し、初来日公演の全容が初めて明らかになる。
また、78年の演奏は他に記録が少ないため、ディランの歩みを検証する上でも貴重な資料となるという。
だが、「武道館」を出した後、録音テープは行方不明となっていた。これを白木さんが平成19年、静岡県にあるソニー・ミュージックの倉庫に保管されていることを突き止めたのだ。
白木さんは前年、同じ倉庫でロックバンド、サンタナの初来日公演(昭和48年)の録音テープを発見しており、ディランももしやとにらんでいた。
社内の資料を調べ続けて「ボブ・ディラン・ライブ」と題されたテープが、やはり静岡の倉庫にあるらしいことが分かった。東京に取り寄せると、まさにディラン初来日のテープと判明した。全部で20本。どの外箱にもディランの名がはっきりと記され、さらに録音日付、曲目なども丁寧に書かれ、一目瞭然だったが、誰の目にも触れず30年近く倉庫で眠り続けていた。
「なぜか日本に残っていた。そうとしかいいようがない。ともかくガッツポーズでした」
保存状態もよく、しかも素晴らしい音質と演奏内容。「武道館」の全曲版を作るしかない。そう決めたが、ここからが大変だった。なにしろディラン。雲上人だ。白木さんは、日本でのレコード発売元の担当者だが、マネジャーにコンタクトすることさえできない。
「ともかく聴いてほしい。そして商品化の許諾を得たい」
米ニューヨークのソニー・ミュージック経由でディラン側と交渉したが、なしのつぶて。
「商品発売の中長期の計画があって、割り込ませるのが難しかったのかもしれない」
あらゆる人脈を駆使し、根気強くアプローチを続け、ゴーサインが出たのが昨年4月。テープ発見から15年が過ぎていた。
※全文はリンク先で
続きを読む
2023/11/10 08:00 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20231110-JSJABOSJCJKQRDD5P3CRLTRWV4/
ボブ・ディラン(82)が45年前に初来日した際に録音した公演の音源を完全収録した新作アルバム「コンプリート武道館」が15日に発売される。録音テープを?発掘?し、ディラン側と粘り強く交渉を続け、15年がかりで商品化にこぎつけたソニー・ミュージックレーベルズの白木哲也ディレクター(59)に話を聞いた。
ディランは昭和53(1978)年に初来日。11公演を行い、うち2公演58曲を録音し、22曲を抜粋して「武道館」というライブ盤にした。今回の「コンプリート武道館」は、この58曲を完全収録し、初来日公演の全容が初めて明らかになる。
また、78年の演奏は他に記録が少ないため、ディランの歩みを検証する上でも貴重な資料となるという。
だが、「武道館」を出した後、録音テープは行方不明となっていた。これを白木さんが平成19年、静岡県にあるソニー・ミュージックの倉庫に保管されていることを突き止めたのだ。
白木さんは前年、同じ倉庫でロックバンド、サンタナの初来日公演(昭和48年)の録音テープを発見しており、ディランももしやとにらんでいた。
社内の資料を調べ続けて「ボブ・ディラン・ライブ」と題されたテープが、やはり静岡の倉庫にあるらしいことが分かった。東京に取り寄せると、まさにディラン初来日のテープと判明した。全部で20本。どの外箱にもディランの名がはっきりと記され、さらに録音日付、曲目なども丁寧に書かれ、一目瞭然だったが、誰の目にも触れず30年近く倉庫で眠り続けていた。
「なぜか日本に残っていた。そうとしかいいようがない。ともかくガッツポーズでした」
保存状態もよく、しかも素晴らしい音質と演奏内容。「武道館」の全曲版を作るしかない。そう決めたが、ここからが大変だった。なにしろディラン。雲上人だ。白木さんは、日本でのレコード発売元の担当者だが、マネジャーにコンタクトすることさえできない。
「ともかく聴いてほしい。そして商品化の許諾を得たい」
米ニューヨークのソニー・ミュージック経由でディラン側と交渉したが、なしのつぶて。
「商品発売の中長期の計画があって、割り込ませるのが難しかったのかもしれない」
あらゆる人脈を駆使し、根気強くアプローチを続け、ゴーサインが出たのが昨年4月。テープ発見から15年が過ぎていた。
※全文はリンク先で